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開運本10「ドリトル先生アフリカゆき」

私の読書好きの原点は、小学4年生の時、今は亡き父が買ってきた「ドリトル先生アフリカゆき」(ヒュー・ロフティング作)だ。ドリトル先生と動物たちが繰り広げる冒険に夢中となり、全13巻を買ってもらい、繰り返し読んだ。
イギリスの湿原のほとりのパドルビーという小さな町に暮らす動物好きの医学博士、ジョン・ドリトル。飼っているオウムのポリネシアから動物の言葉を学んだドリトル先生は人間相手の医者を辞め、獣医となる。動物の世界で有名になったドリトル先生はアフリカのサルに病気が蔓延していることを知り、サルの病気を治すために船でアフリカに向かう。
子供の頃、岩波書店井伏鱒二の訳で、ドリトル先生シリーズを読んだ。東京大学河合祥一郎教授の新訳が角川文庫から出版されたので、再読した。新訳で装いを新たにした、ドリトル先生と愉快な動物たちの冒険譚は色褪せておらず、登場人物(登場動物)が生き生きと描かれており、動物文学や冒険小説の名作中の名作だと改めて感じた。

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