昨日、兵庫県の豊岡市の市役所で働いている会社のN先輩に会いに豊岡を訪れました。豊岡市は私の父親の生まれ故郷の城崎に近く、私のルーツに近い場所です。あいにくの雨でしたが、N先輩の車で町を案内していただきました。
まずは辰鼓楼という時計台が町のシンボルの出石の「入佐屋」でランチ。名物の出石皿そばをいただきました。そば殻を取り除いた実を石臼で挽いたニ八そばで、5枚の出石焼の皿に盛られています。そばつゆに山芋、卵、ねぎ、わさびなどの薬味を好みで入れて食べます。素朴で優しい味でした。
雨の中、向かったのは但馬一宮の出石神社。朝鮮半島から但馬国に渡来したと伝えられる天日槍(あめのひぼこ)を祭神としており、天日槍は泥の海であった但馬の大地を切り開いて水を日本海に流し、現在の肥沃な土地にした但馬開発の神として、崇められています。神社では今も土木工事の祭りが行われているようです。