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開運本5 「ドリトル先生の郵便局」

河合祥一郎東京大学教授)による新訳で「ドリトル先生の郵便局」を再読した。作者のヒュー・ロフティングは天才だと改めて感じた。
ドリトル先生はある航海の帰り、アフリカのファンティッポ王国の郵便制度の不備で人々が困っており、王様の依頼を受け、郵便局を始めることに。それも珍しい船の上の郵便局。動物の言葉を喋ることができ、世界中の動物から信望のあるドリトル先生は、鳥のリーダーたちを集め、鳥が運ぶ世界最速の国際郵便を始めた。鳥が郵便物をリレー方式で運ぶユニークな郵便だ。
この「ドリトル先生の郵便局」は「アフリカへ行く」「航海記」に続く第3弾で、「利己的な遺伝子」で有名なリチャード・ドーキンスがシリーズで一番の秀作と絶賛している。毎晩、ドリトル先生の仲間の個性的な動物たちが面白い話を語ったり、後のシリーズの大作「秘密の湖」につながるノアの洪水を体験した巨大亀との出会いなど見どころ満載。ドーキンスの最大の評価も納得できる。

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