宗像大社は、日本神話に登場する日本最古の神社の一つです。御祭神は天照大神の三女神(田心姫神、湍津姫神、市杵島姫神)で、沖津宮、中津宮、辺津宮にそれぞれ祀られ、この三宮を総称して、宗像大社というそうです。
日本で一番新しく世界遺産となった「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」。沖ノ島には宗像大社の沖津宮があり、九州本土から約60㎞離れた玄界灘に浮かぶ島です。古代日本では、国家の安寧を願う国家的な祭祀が行われていました。沖ノ島への入島は原則禁じられ、“島にあるものは一木一草一石たりとも持ち帰ってはならない"などの禁忌があります。沖ノ島は長い間、神秘のベールに包まれてきました。
宗像大社(辺津宮)の境内にある神宝館という施設には約8万点の沖ノ島の遺跡から出土した国宝が展示されています。入り口にある大型モニターの映像を見ると、沖ノ島の歴史や神秘がよくわかります。
高宮祭場は沖ノ島と並び、宗像大社境内で最も神聖な場所の一つです。神社に社殿が構築される前の祭祀形態で、樹木の祭場です。
夏の終わりの酷暑の中、頬を撫でる風が柔らかで、清らかで聖なる雰囲気に場が包まれていました。素晴らしい空間でした。
宗像大社の絵馬はいたってシンプル。絵が描いかれておらず、ただ「願意」とだけ書かれています。むしろ、願いを叶えようという力強さを感じました。
宗像大社の近くでランチ。「魚村 海彦」というお店で、天ぷらと刺身の定食をいだだきました。
博多空港に早く到着し、小腹が空いたので、空港のラウンジで、豚骨ラーメンセットをいただいて、充実した2泊3日の博多開運の旅は終了。